【本】自爆テロリストの正体/国末憲人
自爆テロリストの正体
国末憲人
新潮新書
貧しく純粋なイスラム教徒が、やむにやまれぬ思いに駆られて自爆テロに走る–。
自爆テロにはしばしば、こうした「美しい物語」が付いて回る。しかし、これは真実だろうか。
現場を歩いてみると、自爆テロが「貧困」とも「イスラム教」とも関係がなく、「中途半端な若者たちの自分探し」の結果だった姿が見えてくる。
「テロリスト」に対する甘い幻想を全て打ち砕く、画期的ノンフィクション。
貧しさと宗教心からテロを実行すると思われがちな自爆テロリストが、実は普通の一市民である、という話であるが、例として取り上げられた自爆テロリストは決して多いとは思えない。
新書サイズだからページ数が少ないというのはあると思うが、その辺を考慮しても「普通の一市民」であるという結論は、ちょっと強引かな。
更に、テロリストはゴルゴ13のように上手くはやれない、といったような比較が終盤に出てきたのにはビックリした。漫画と比べてどうしようってんだろうと思うし、その辺りで吹きだしてくる筆者の極論には唖然とさせられた。
後半部分はちょっと・・・だが、テロリスト達の背景を知るとっかかりには悪くない本だろう。
自爆テロリストの正体
国末憲人
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*関連テーマLink*
・【本】SAS特殊任務―対革命戦ウィング副指揮官の戦闘記録/ギャズ・ハンター
・【本】戦争における「人殺し」の心理学/デーヴ・グロスマン
*参考Link*
・Passion For The Future: 自爆テロリストの正体
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2006/02/17 comment&trackback(0) | trackbackURL |
カテゴリ: 本。
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