ノーカントリー No Country for Old Men
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
2007年 アメリカ
世の中は計算違いで回る
未読だが、コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」をコーエン兄弟が映画化。
あまり相性の良くないコーエン兄弟ではあるが、第80回アカデミー賞8部門にノミネート。作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の計4冠を受賞となると、一応、観るべきかと思い手に取った。
>>内容<<
作品賞・監督賞などアカデミー賞4部門受賞!
かつてないスリルと興奮に包まれたサスペンス・スリラーの傑作!
荒野で狩りをしていたベトナム帰還兵のモスは偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金を発見。
その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋のシガーは邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。
事件発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎える…。
殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)が殺人・強盗を繰り返す序盤からものすごい迫力でなんか画面全体が重くのしかかってくる。
この映画はヤバイぞ。
そんじょそこらのホラー映画なんか裸足で逃げだす勢いだ。
とにかく追っかけられてる奴と追っかけてる奴と、そのまた追っかけてる奴が織り成すドラマが「これぞホンモノ!」な感じでゾクゾクだ。
え? 全然意味がわかんない?
いやもうとにかく観てる間はズッと怖い奴に足を踏んずけられてて身動きも取れねー、とにかくそんな感じだ!
ノーカントリー No Country for Old Men
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
評価:
*参考Link*