松ヶ根乱射事件
監督:山下敦弘
2007年 日本
人間の情けない本音が出てきちゃう。
山下敦弘監督の最新作「松ヶ根乱射事件」が今月24日から公開された。
「どんてん生活」「ばかのハコ船」「リアリズムの宿」「くりいむレモン」「リンダ リンダ リンダ」と日本人監督の中では唯一意識的に追っかけている山下敦弘監督の作品だけに、ここは劇場に観に行きたい気満々である。
しかも、久々に「情けない人たちの人間模様」な映画のようなので、個人的期待値も高い。
>>内容<<
鈴木光太郎は事件らしい事件が起きないこの町で警察官をしている。光太郎の双子の兄・光は家の畜産業を気まぐれに手伝っている。ふたりの父親・豊道はダラダラした生活と性格が災いしてなんとなく自宅に居辛くなり、家出中。母は父を怒るでもなく放置したまま。モテるためには30万を迷わず出す幼馴染、頼まれればすぐに下着を脱いでしまう娘……。
この町にはどこにでもいるような、でもちょっとおかしな住民が住んでいる。
ある日、どうも訳アリなカップル・西岡佑二と池内みゆきが松ヶ根へやってくる。
ひき逃げ、金塊、ゆすり、床屋の娘の妊娠……彼らの来訪をきっかけに、この町のバランスは微妙に崩れ始める…。
個人的には山下敦弘監督作品だと「リアリズムの宿」が一押しだが、それを越える作品になってくれてることを期待。
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