クローバーフィールド/HAKAISHA Cloverfield
監督:マット・リーヴス
2008年 アメリカ
その時、何が起きたのか?
去年観た映画なのだが、感想をいまさら書く。
自由の女神の首が転がってくるアレです。はい。
正直云って、これは良くあるコケ脅し映画だろうなと考えていたわけだが、結果的には4回観てしまった。
>>内容<<
ニューヨーク、マンハッタン。ある夜、仕事で管理職への就任が決まり日本へ栄転となったロブを祝うため、アパートの一室で送別パーティーが開かれていた。ところがそのさなか、外で突然爆音が響き渡る。ロブたちが屋上へ出てみると、街の一部で爆発炎上している凄惨な光景が広がっていた。さらに、間もなくその惨禍は彼らにも及び、一瞬にして街一帯がパニック状態となる。そして、人々はこの事態を引き起こした元凶でおよそ地球上には存在し得ない巨大な怪物を目の当たりにするのだった…。
いかにもアメリカなパーティから、アレよアレよとパニック作品になって怪獣映画になっていく引き込みパワーがもの凄い。
個人的には怪獣がでてくるとは思わなかったんだけど、定番のモチーフを、見せ方だけで新しいものを観た感覚にさせる剛腕というかアイデアはなかなかのもの。
一時流行って、今や一手法として確立された感のある「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の手法(ホームビデオで撮ったような主観的映像)を使ってるわけだが、似たような方法で撮られたドキュメンタリータッチの映画が乱発された中では、頭ひとつ抜きんでた存在だと思う。
ちなみに続編があるらしい。。。
クローバーフィールド/HAKAISHA Cloverfield
監督:マット・リーヴス
評価: