第2巻ッす。
別にまとめて書けばエエやないかと云われればそうなのだが、登場するおっさんたちの歴史に敬意を表して1巻ずつ紹介するのである。
>>内容<<
2007年3月21日までフジテレビ系列で放送された深夜の異色バラエティ番組がDVD化!
松本人志が世の中の中年男性に向けて様々なライフスタイルを提案し、ワンランク上の男を目指して教養を深める“おっさん教育テレビ”。
第2巻に収録されているのは、
- ワンランク上のおっさんは自分の生き様を魅力的にかつドラマチックに語る事が出来る(1)
- ワンランク上のおっさんは自分の生き様を魅力的にかつドラマチックに語る事が出来る(2)
- ワンランク上のおっさんは若者の魂にガツンと響くような大人の意見をサラリと言える
- ワンランク上のおっさんは人妻をオトす為その子供にウケる独自の人気ヒーローを演じる事が出来る
と特典映像や特典音声色々である。
見所はやはり2回にわたり繰り広げられる「ワンランク上のおっさんは自分の生き様を魅力的にかつドラマチックに語る事が出来る」だろう。
まずひとつに、青柳肇さん、福田浩司さん、吉田秀雄さんの薄いこと薄いこと。
ほとんど写真が残ってないというか、時系列的には「近年」あたりの写真しかでてこない。
青柳肇さんの超ロングなショットには唖然(「建物の全景を入れたかった」本人談)である。
なんか建物の写真を撮ったら気持ち悪い妖精の出来損ないみたいなのが写ってしまった、という感じである。
福田浩司さんにいたっては、メガネの形で写真が撮られた時代を判別するという、離れ業をやってくれている。モデル時代(?)の写真もなかなかの味わい(残念ながらネットで画像が見つからず)で、松本人志の「浅草の芸人さんの写真じゃないですか」というツッコミは見事。
吉田秀雄さんにおいては、ツッコミどころゼロというか、いたって普通の写真で、「プロジェクトX」とかに使われててもそんなにおかしくない写真ばかり。ていうか、若かりし頃の写真がなんでないんだろうと思うた。
あと、独自の人気ヒーローの回も見ものである。
野見隆明さんにおいては微妙に見え隠れするオカマ気質が表出し、福田浩司さんのウォーターボーイズマンは完全に謎である。
とまぁ、色々あった第2巻であるが、一言で云うと、社会のオモテ面を見なければならいということだ。