300 <スリーハンドレッド>
監督:ザック・スナイダー
2007年 アメリカ
300人VS1,000,000人、真っ向勝負!
予告編を観た時には「これは実に新しい映画ではないか」とちょっと心躍らせたが、ある日、mixiのログイン画面に掲載された下手くそなイラストをあしらった宣伝広告で一気にゲンナリしたのがこの「300 <スリーハンドレッド>」。
>>内容<<
無謀なる壮絶な戦いに生身の屈強な男たちが立ち向かう迫力の歴史スペクタクル。
100万のペルシア大軍をわずか300人のスパルタ軍が迎え撃つという伝説的な史実”テルモピュライの戦い”を基に「シン・シティ」のフランク・ミラーが著わしたグラフィック・ノベルを斬新なビジュアルで映画化。
監督は「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー。
主演は「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラー。
300人VS1,000,000人は云い過ぎも云い過ぎである。
でも迫力はあるし、映像もこんだけオリジナリティを感じるものは久しぶりのような。
だからとりあえず「史実を基にした」というところはまず無視して観よう的なエンターテインメント作品。
主人公であるスパルタの王レオニダスを演じるジェラルド・バトラーは、1時間も一緒に居たら胸焼けしそうなくらい存在感が暑苦しい「オヤッサン」だが、何故こんなにもスパルタの兵が強いのか、というのはいまいちよくわからなかった。
もちろんその辺の説明的な絵はあるのだが、だからってそんなに強くなるか? 忍者の方が100倍強いぞその程度の修練じゃ、フォッフォッフォッフォ、な映画であった。
300 <スリーハンドレッド>
監督:ザック・スナイダー
評価: