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最後にアッと驚かされる、というのが映画を観る醍醐味のひとつとするならば、「Dead Or Alive 犯罪者」以上にアッと驚かされる映画というのはそうそうあるもんじゃない。
ラストでの素晴らしいどんでん返し、という意味であれば「Dead Or Alive 犯罪者」はステキな映画ではない。
だが、アッと驚くラスト、ということであれば「Dead Or Alive 犯罪者」は最高の映画のひとつであることは間違いない。
>>内容<<
新宿署の刑事・城島(哀川翔)は、歌舞伎町で起きた中国マフィアとヤクザの抗争事件や現金強奪事件にタダならぬ臭いを感じ、署内の圧力に抵抗しながら、徹底的に洗い始める。
捜査線上に浮かんだのは龍(竹内力)と呼ばれる中国残留孤児3世だった。
一連の事件は城島が睨んだ通り龍を中心とするグループの仕業だった。
龍を執拗に追う城島だったが……。
三池崇史監督が描く衝撃のバイオレンス・アクション。
Vシネの2大看板哀川翔と竹内力が三池崇史のもとで激突する! というのが「Dead Or Alive 犯罪者」のウリだったように思うが、それよりもラストのあまりのバカバカしさに感動。このラストはある意味空前絶後で想像を超えてた。
ラストはカットアウトからエンドクレジットだもんなぁ。ものすごい思い切り。
2大看板呼んでおきながら、ここまでナンセンスなラストを持ってこれるというのはすごい度胸だ。
その点では冗談の通じない人は避けたほうがイイかもしれない。
て、避けるべきか避けるべきでないか、観る前にわかるわけがないが、哀川翔と竹内力という怒涛のVシネ的空気であるとか、三池崇史の量産型B級風味等、という先入観で観ないのはもったいない。
内容自体に特筆すべきところは感じなかったが、頭の5分とお尻の5分だけで十分元は取れる。
もちろん頭と尻の間にオーソドックスなストーリーが横たわっているからこそ驚愕のラストが生きてくるわけだ。
また、公開が1999年てのもミソ。
とりあえずビックリしたいぜ、という奇特な人は「Dead Or Alive 犯罪者」を観るべきだろう。
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