【音楽】Hyacinth Threads/The Orange Bicycle

Hyacinth Threads/The Orange BicycleHyacinth Threads
The Orange Bicycle/オレンジ・バイシクル

2001年

以前発売されていた編集盤に Columbia 時代のシングル全曲と未発表音源を含めたデラックス盤(2枚組)。


ほとんどの曲を手掛けるバンドの中心人物 Wilson Malone(key,vo)は、Iron Maiden のファーストをプロデュース(笑)したり、近年と云ってもちょっと古いが、とにかく近年では The Verve の名曲「Bitter Sweet Symphony」や Massive Attack 「Blue Lines」のストリングス・アレンジも手掛けている。

Iron Maiden は全く想像つかないが、The Verve ならナルホドである。

曲はハーモニーとメロディを重視した作りが多く、全般的に独特なサイケ風味を持ち合わせるフラワー・ポップ・サウンドで、ソフト・ロック・ファンからの支持は熱い。

時折、プログレな構成を持つ曲もあり、そこは Iron Maiden に通ずるところがあるとも云えなくない。

しかしまぁ、曲のレベルはどれもこれも高く、ヒット曲に恵まれなかったのが不思議なくらいだ。

一部、マスター不良の関係と思われるが音質が非常に悪くノイズが入ったりする曲もあるが、単なるベスト盤やシングル集という扱いの作品じゃないのでこれはしょうがないだろう。

そんなにメジャーじゃないけど良質のポップを好む人にはオススメ。

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Hyacinth Threads/The Orange Bicycle(2001)

音楽。
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