【音楽】Space Ritual/Hawkwind

Space Ritual/HawkwindSpace Ritual
Hawkwind/ホークウィンド

1973年

ちょっぴりカルトなサイケデリック(ヘヴィ・プログレッシヴ)ロック・バンド Hawkwind が、1972年に行った「Space Ritual」と題したステージの2枚組ライヴ・アルバム。邦題「宇宙の祭典」。


「Space Ritual」のコンセプトは、

カルバートの Tha Saga Of Doremi Fasol Latido をベースに、各演奏者を太陽系の惑星に対応させ「音のピタゴラス的概念」に基づいたステージ。

らしいのであるが、意味不明(笑)。

実際のステージ上では光が飛び交い、シャボン玉が浮遊し、スモークが焚かれるというストリップまがい雰囲気を醸しだしていたようで、そんな会場の雰囲気にサイケデリック・ミュージックだからそうとうキテる。

音の方は後からオヴァー・ダブした部分もあるようだが堂々たる傑作。

ベースの音が半端じゃなく効いており、サイケへの期待と先入観をまったく裏切らないデキ。もっと云えば、中途半端なサイケしか知らない人は頭の中から火傷します。

日本では知る人ぞ知ると呼ばれる典型的な大物バンドであるが、出るとこに出れば超大物。

そんな隠れ超大物(笑)の初期ベストな選曲で繰り広げられる一大スペース・トリップ絵巻は一部のロック・ファンにたいへんオススメです。

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Space Ritual/Hawkwind(1973)

音楽。
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