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いまさらながら録画していた「R-1ぐらんぷり2013」を見た。
誰が優勝したとかまったく情報なしで見たのだが、バラエティ番組とかは普通に見ていたし、特に情報を避けていた覚えもないのに優勝者すら耳に(目に)入ってこなかったということは、全然盛りあがらなかったのだろうかと勝手に思って期待していなかった。
で、決勝に進出したのはこのメンバー。
- 岸学
- 三浦マイルド
- ヤナギブソン(ザ・プランナイン)
- プラスマイナス岩橋
- ヒューマン中村
- 三遊亭こうもり
- 田上よしえ
- 桂三度
- キンタロー。
- スギちゃん
- アンドーひであき
- 雷ジャクソン高本
ヒューマン中村はいつもクオリティが高くて楽しい。
基本的にテキストでのフリップ芸なので、爆発力という部分では弱いかもしれないけど、売れたら息が長くなりそうな芸人だと思う。
田上よしえ。まったくの初見。面白かったので2本目のネタも見たかった。
スギちゃんの「ネタの仕分け」は好き。
「仕分け」というキーワード自体が時代と寝たようなところがあるので、古さを感じさせてしまうところが残念かも。
アンドーひであき。凄いね。R-1の位置づけからはちょっと違うのではというネタだが、センス、技術共に普通に素晴らしい。
ただ、いろんな展開ができるような芸ではないと思うので、ネタを2本見せるとなると飽きがでてしまうかと。
優勝した三浦マイルドが最終決戦でやったネタ「道路交通警備員 西岡(ニシオカ)さんの言葉」については、このネタの世界観って根本敬大先生の世界 ((ちなみに根本敬大先生の大名著「ディープコリア」がディレクターズカット版「元祖ディープコリア」として装いも新たに登場していた。 つか、「定本ディープコリア」を買って、「豪定本ディープコリア」も買ったオレは「元祖ディープコリア」も(嬉々として)買わざるを得ないではないか。))(内田 ((根本敬著「因果鉄道の旅」内の唯一無二の名編「内田研究とビッグバン」の主人公。))と吉田佐吉 ((作者曰く「根本漫画の最終捕食者」。根本敬漫画に頻出。代表的な登場作品は「生きる2010」「天然―完全版」等。))のミックス)をマイルドにしたものだと思った。
つまり、根本敬大先生がR-1グランプリのチャンピオンという云い方もできるんだな(笑。
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