勝手にしやがれ/A Bout De Souffle
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
1959年 フランス
フランソワ・トリュフォー(Francois Truffaut)の原案を映画化したゴダールの長編デビュー作で、ゴダールの最高傑作にしてヌーヴェル・ヴァーグの金字塔的作品。
アメリカン・ニュー・シネマにも影響を与えた不朽の名作。
警官を殺しパリに逃げてきたミシェルは、アメリカ人のガールフレンド・パトリシアとの愛を楽しむが、警察の追っ手が近づき…。
扱いは実にビッグな映画なんだけど、ワケのワカランぷりが高い「気狂いピエロ」のほうが好きだなぁ。
罪の意識なしにガンガン悪いことしちゃうぞ! という場当たり的行動なフランス男(ジャン=ポール・ベルモンド/Jean-Paul Belmondo)が、ホレたアメリカ女(ジーン・セバーグ/Jean Seberg)のもとに行き、ローマに行こうぜ行こうぜと口説くが、最後に裏切られて「オレは最低だ」とつぶやく勝手にしやがれ、な内容。
個人的にリンゴ・スター似だと勝手に思っているジャン=ポール・ベルモンドは、カッコイイが煙草は吸いすぎ。
あの唇を指でぬぐう仕草は、当時、流行ったのであろうか? やや気になる。
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