「ジャバウォッキー」その他の短編/Jabberwocky other short films
監督:ヤン・シュヴァンクマイエル Jan Svankmajer
1964-73年 チェコスロヴァキア
>>内容<<
アートアニメ界の巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルが手掛けた短編集。
怪物・ジャバウォッキーの詩が朗読されると子供部屋のおもちゃたちが動き始める「ジャバウォッキー」を始め、「家での静かな一週間」などを収録。
チェコのアニメーション作家にしてアート・アニメーションの巨匠ヤン・シュヴァンクマイエルの初期短編集第一弾。
劇場公開された時は「Touch&Imagination(触覚と想像力)」というタイトルだったようで、本国のチェコでは検閲で改変されていたようであるが、これはオリジナル・ヴァージョン。
収録されているのは以下の作品。
- 「シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック」(1964年/11分)
- 「J.S.バッハ~G線上の幻想」(1965年/10分)
- 「庭園」(1968年/17分)
- 「家での静かな一週間」(1969年/20分)
- 「オトラントの城」(1973・79/18分)
- 「ジャバウォッキー」(1973年/14分)
「シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック」と「ジャバウォッキー」はもう絶品。
特に「ジャバウォッキー」は異形の才能の凄まじさを痛感させられ、不気味かつ笑えます。
ヤン・シュヴァンクマイエルの下品さと美しさのグチャグチャ感がもうたまらないわけで、まさに映像マジック。
そして忘れちゃならないのが、映像に負けない音。この音の面白さがあってこそのヤンだ。
「ジャバウォッキー」その他の短編/Jabberwocky other short films
監督:ヤン・シュヴァンクマイエル Jan Svankmajer
評価:
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