【映画】COWBOY BEBOP 天国の扉

COWBOY BEBOP 天国の扉COWBOY BEBOP 天国の扉/COWBOY BEBOP:KNOCKIN’ON HEAVEN’S DOOR
監督:渡辺信一郎
2001年 日本

以前、ネットラジオで音楽を流していた時、友人のK池が持ってきた音源が「COWBOY BEBOP」の曲だった。

多分、K池は「COWBOY BEBOP」が好きだったんだと思うが、その辺はちゃんと聞いてないので、単に音楽が好きなだけなのかもしれない。

という記憶の中にあった「COWBOY BEBOP」の映画を、レンタル200円の日にかこつけて借りてみた。

世の中では結構な人気を得ていたTVシリーズでもあったらしいが、そちらは未見。

>>内容<<
時空を超えて短時間で惑星間を移動できるようになった21世紀後半の太陽系を舞台に、惑星間航行船ビパップ号を駆り賞金稼ぎを生業とする主人公たちの活躍を描いたアニメの劇場公開版。

それなりに期待して観たが、ん~、全然面白くない。

ハードボイルド的なノリが受けてるんだろうな、ということは感じるが、ハードボイルド的には正直レベルが低すぎるように思う。

キモとなるストーリーであるが、事件が起きて賞金稼ぎの主人公たちが動きだすわけだが、事件の鍵となる手がかりが向こうからやってきて、事の次第が次から次へと明らかになっていくという子供だましもいいところの内容で、ちょっとビックリした。

また、台詞のどれもこれもがハードボイルド的に薄いのも欠点。

アクションの動きに関しては良くできていて感心したが、全体的に絵のクオリティが低すぎるように思う。

独特な絵作りをしているとは思うのだが、映画クオリティの絵ではないと思う。なめらかには動いてるけど(笑。

2001年の作品なんだけど、絵的な部分をクローズアップされてたりする割に1995年の「Ghost In The Shell 攻殻機動隊」はおろか、1989年の「機動警察パトレイバー THE MOVIE」にも見劣りする絵ではちょっと辛い。

シークエンスになるとイマイチだが、カットは所々良いのが見られたのと、菅野よう子による音楽は非常に良かった。評価できるのはそれくらいか。

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