エターナル・サンシャイン/Eternal Sunshine Of The Spotless Mind
監督:ミシェル・ゴンドリー
2005/アメリカ
“さよなら”の代わりに
記憶を消した――
チャーリー・カウフマンが脚本ということで、「マルコビッチの穴」がアイデアは面白いけれど映画を観ると物足りない(アイデアだけ聞いてる方が面白い)、と感じるオレにはイマイチかも、と思いながら観たが、やっぱりなんか物足りない。
映像はアレもコレもと監督のセンスはビンビンと感じるし、役者はみんな上手いし、面白い映画の作り方のお手本みたいな交錯した時間軸の整理の仕方にしても、実にちゃんとした映画だろう。
しかしズーンと響くものがなんかない。
一生懸命アイデアで客を引き回しているが、実はたいしたラブじゃないように見えてしまうからか。
アイデアは面白いんだけどなぁ。でもオススメできる映画ですよ(笑。