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・ごめん
監督:冨樫森
男のイタミは、大人のシルシ
富樫森監督といえば「非・バランス」なんだけど、「非・バランス」が中学生のちょっと変わった少女とオカマの友情を描いたのに対し、「ごめん」は小学6年生の少年と中学2年生の少女の淡い恋を描いてる。
「非・バランス」の冨樫森監督が贈る、児童文学会の異才、ひこ・田中の同名小説を原作とした初恋映画の佳作。
大阪に住む小学生6年生のセイは京都に住む少女・ナオに一目惚れ。遠い道のりもなんのそので彼女に会いに行くが、あっさりフラれてしまい・・・。
物語としては「非・バランス」と比べて「ごめん」の方がグッとわかりやすくなっていて、少年少女という設定を除いてはラブコメの王道。
関西弁(大阪と京都が舞台)での大人びた会話が、面白さと可愛らしさにプラスに働いていて、周囲の人物もシッカリ描けてるので安心して観られた。
また、主人公セイを演じる久野雅弘は、年は違えどもオレの友達にソックリなんで「アイツはこんな思春期を過ごしていたのか!」と勝手に妄想して映画がより楽しくなった。
京都のイカニモな風景もステキだし、肩の力を入れずに観られるほのぼのした映画で、オススメの一本。
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