JBL on tour
ハーマンインターナショナル
先日、長年使ってきたCRTモニタが爆発し、デュアル・ディスプレイ環境ではなくなったのだが、やっぱりデュアルの便利さに戻りたく、安い液晶ディスプレイを購入したのだが、19インチ+17インチから19インチ+19インチになったらスピーカーを置く場所がなくなった。
幸い、買ってきた液晶ディスプレイにはスピーカーがついていた。
これ幸いと液晶付属のスピーカーを鳴らしていたが、どうにも馴染んだミュージシャンたちの声が別人のようである。っつーか誰だおまえら。
だもんで、液晶の手前にあるスペースを利用できて、なおかつ画面に被らないスピーカーを探した。
もちろん音は良いに越したことはないし、誰に披露するでなくともオレの自尊心を十分に満足させる見た目とブランドであるに越しまくったことはない。
ナチュラルサウンドスピーカーシステム NXA01W
YAMAHA
そこで最初に目をつけたのが、YAMAHA ナチュラルサウンドスピーカーシステム NXA01W だったのだが、見た目はオレみたいに可愛いし(そんなことは云われたことない)各所の評を凝視する限り音も悪くなさそうだ。
実際に店頭で触ってみたが、チープすぎず、アイテムとしての完成度は実に高そうで、なおかつ YAMAHA というメーカーもくすぐるものがある(意味不明)。
しかし問題が。
どうやら高さがデンジャーなのである。
っつーか完全に絶体絶命だ。
近頃流行の云い回しにすると、Dead or 絶体絶命、だ(流行ってない)。
ディスプレイより手前に置くと、完全に画面の一部を遮ってしまう。どうしてキューブにしたんだYAMAHA。
どうしてと云われてもYAMAHAは困るだろうから、違うものを探すことにした。
そうして店頭で右往左往するオレの目の前に颯爽と登場したのがTOP画像のハーマンインターナショナル JBL on tourだ。
さっそく家に帰って評判を調べてみると、実に良い按配ではないか。
JBLという響きだって意味不明なベクトルにミーハーなオレにはズキューンだ。
しかも、AC電源のみならず、乾電池でもギュンギュン鳴らせる。乾電池OKはかなり嬉しい。
多分、乾電池で活躍する機会がやってこない可能性98%だが、いざとなったら乾電池だ。これは心強い。さすが on tour と云うだけあって旅意識だ。
その旅意識を最強に意識させるのがプロテクトシェル。
→→→
ほら、こんな感じで旅意識の折には「完全ヤドカリ敵襲われ状態」になる。
これは「カメ、危うく亀甲縛り寸前クビ引っ込め」と云いかえてもよい。(そういう問題ではない)
とにかくシャットアウトだ。引きこもり状態、ニート化するのである。ステキではないか。日本の社会問題を如実にフォルムで示してみせる。侮れんな、ハーマンインターナショナル。
インターナショナルとか云いながらバリバリの日本人だろ、ハーマン。
トニー谷とかそんな感じだ。生粋の日本人だ。ハーマン。
話がそれてしまったが、実際の音はポータブルタイプだから500万円くらいする見たことも聞いたこともないようなスピーカーには完敗であるが、音のヌケは素晴らしい。低音はさすがに1,000万円でお釣りが来ないスピーカーには敵前逃亡するくらい鳴らないが、総合力ではホントにポータブル? って音だ。ずばり買い。13,000円でお釣りがくる。買いだ。
【携帯性を考慮した設計】
単4乾電池とACアダプターの2電源方式を採用。ACアダプターは100V〜230Vに対応しているので海外でも使用可能(市販の変換プラグが必要)。そしてスマートなフォルムやスピーカーを保護するプロテクトシェルなど、携帯性を重視したデザインにより、ポータブルプレイヤーと一緒にカバンにいれてもストレスを感じることはない。旅行先で自宅でアクティブに音楽を楽しむ事ができる。【高い互換性 ― 3.5mmステレオミニジャック端子装備】
iPod、デジタルオーディオプレイヤー、CD/MDプレイヤー、デスクトップコンピューター、ラップトップコンピューターと、ヘッドホンジャックを装備している全てのプラットフォームに接続可能。簡単に高品位なJBLサウンドを楽しめる。【バッテリーセービング】
オーディオ入力が無いときやプロテクトシェルカバーを閉じればスリープ状態に。必要なときは瞬時にパワーオンに復帰するバッテリーセービング機能(AEMS-Advanced Energy Management System)搭載。【シンプルコントロール】
ボタンを軽く押すだけでボリューム操作ができる。Up(+),down(-)両方のボタンを同時に押すと即時にミュート(消音)。電源をオフにしても次に電源をオンにすれば同じ音量で音楽を再生。スマートに音楽を楽しめる。【クラスDデジタルアンプ搭載】
電源効率の良いデジタルアンプの採用により、単4乾電池4本で長時間再生を実現する。【Odysseyネオジウムドライバー】
JBLのサウンドテクノロジーにより開発された、とてもパワフルな25mmフルレンジスピーカーユニット。強力な磁力を持つネオジウムマグネットや、独自開発のアルミ・コーンが、低音の大振幅にもビクともしない、ワイドレンジ、ハイクォリティーサウンドをもたらする。【COE (Computer Optimized Equalization)v】
ナチュラルな音楽再生を果たすため、独自のコンピューター・シュミュレーションを駆使して設計された”COE”イコライゼーションを採用 している。【AEMS (Advanced Energy Management System)】
乾電池の寿命を伸ばす強力なバッテリーセイビング機能。オーディオ入力が無い時やカバーを閉じればスリープ状態に、必要な時は瞬時にオンに復帰する。電源効率が高いクラスDデジタルアンプとの組み合わせで単4乾電池4本で連続24時間再生が可能。
つまり買いだ。
※ちなみにこの「JBL on tour」には電源ボタンが見あたらないが、ボリュームの「+」と「−」を同時に押すと電源のON-OFFができる。ちょっとわかりにくいので追記。
JBL on tour
ハーマンインターナショナル
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