お笑い男の星座2 私情最強編
浅草キッド
文藝春秋
「お笑い男の星座」と一緒に古本屋で購入したのだが、前作が意外とグッとこなかった。
だもんで、期待というよりは惰性で読み切った。
>>内容<<
一騎イズム、鈴木その子から、変装免許証事件まで、ルポライター芸人・浅草キッドがお届けする抱腹絶倒活字漫才。格闘技界と芸能界の真実を伝えるエピソードがぎっしり。
『テレビブロス』2001年~02年の連載に大幅加筆。序章 一騎イズム
第1章 白色彗星・鈴木その子
第2章 自称最強!寺門ジモン
第3章 癒しの女王・飯島直子
第4章 変装免許証事件
第5章 江頭グラン・ブルー
最終章 『Dynamite!』に火をつけろ!
番外編 男のホモっ気・百瀬博教
前作について思った「全体的に「例え」を多用しすぎて食傷気味になるのが欠点」というのは本作でも同様。
「自称最強!寺門ジモン」は後にテレ東の人気番組「やりすぎコージー」でフィーチャーされてブレイク(?)した。これは浅草キッドの面目躍如的なところがあるが、正直、本書での語りよりも実物の方が面白い。(当たり前だ)
で、唯一、本書で必読なのは、「第4章 変装免許証事件」だろう。
これは笑える。
しかも張本人が書いてるんだからこれ以上のものはない。
この事件のあらましだけでも読む価値はあるかもしれない。
それ以外は・・・だが。
お笑い男の星座2 私情最強編
浅草キッド
文藝春秋
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