Taking Off
Neil Innes/ニール・イネス
1977
紙ジャケだがジャケそのものがダサくて結構チープな作りなのに高い(税込2,835円)、ということ以外は文句なしの名盤。
メロディ・メイカーとしての才能は天才と云っても過言ではない Neil Innes(ニール・イネス)の才能が遺憾なく発揮された作品だろう。
しかし悲しいかな、一般的に Neil Innes はまったく無名。今まで Neil Innes の名を云って通じた友達は一人もいない。
だがこれでも日本では人気があるほうらしく、このアルバムも日本ではオリジナル盤毎(もう1枚は「The Innes Book Of Records」)に2,000枚限定でリリースされた(海外では2in1仕様らしい)。ああ、日本人でよかった(笑。
残念だが、マスターテープが失われていたため、レコードから起こした音を元に CD が作られハッキリ云って音は良くない。ちょこちょこノイズが入ってる。
ないものはないのだからしょうがないし、なんかそういうところを Neil Innes のお茶目さとシンクロさせて楽しむのがファンのあるべき姿だと思って聴くべし。
別に本人がマスターを紛失したわけではないだろうが。
Amazon:Taking Off/Neil Innes(1977)
<参考にさせていただきました>
・Cottonwoodhill 別別館