どっかで紹介されているのを見て「面白そうだな」と思っていたが、すっかり忘れてしまっていて、たまたま本屋で見かけて再び「面白そうだ」となり、しかしちょっと高かったのでその場で買わず、Amazon のマーケットプレイスで安く購入。
世界一スマートな企業の社員採用理念は、超高IQか、それとも型破りの発想と情熱なのか。並みいる秀才をうならせる、驚異の難問・奇問のパズルとクイズの数々。逸材発掘の秘術のベールを剥ぎ、難関突破の傾向と対策の全てを公開する。真の知性とは何かを根源から問い直す。
ありふれた質問ではなく、「マンホールのふたはなぜ丸いのか?」「世界中のピアノ調律師の数は?」といったような問題をだす面接が、IT 産業やウォール街では流行っているらしい(今は流行ってるかどうか知らんが)。
そういった問題をだすことで、一般的な問題を解決する能力を推し量ってみよう(つまり答えよりも答えに至る思考の過程を重視する)ということなのだが、実際にそういう面接に効果があるのかどうかを考えてみたのが本書。
実際に使われている問題と、その答え&解説が掲載されているので、そのテのものが好きな人も楽しめるマジメに面白い本である。
<例えばこんな問題>
・太陽は必ず東から出ますか。
・ミシシッピ川の1時間の最大流水量は。
・時計の針は1日に何回重なるでしょう。
・世界にピアノの調律師は何人いますか。
・マンホールのふたはなぜ丸いのでしょう。
<参考にさせていただきました>
・広島の求人情報サイト「HOPナビ」担当者のブログ: 面接技術も日々進化しているのだ!
・ビル・ゲイツの面接試験[僕なりの回答]
・Life is beautiful: ビル・ゲイツの面接試験−私の場合