ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる-
梅田望夫
筑摩書房
なんか話題になっているので手に取った。
インターネットが登場して一〇年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と技術革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の世界の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。
というような内容。
取りたてて面白いわけでもなく、この本に限らずネットの先端を本で読む、ということ自体が既に立ち後れている自分、みたいな気分になった。
漠然とウェブってどうなるん? Googleってどうよ? Web2.0 ってなにさ? 的なところで幅広く押さえていると思うので、その辺に詳しくないけど関心のある人、全体的なシフトを知るには役に立つだろう。
Amazon:ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる-/梅田望夫(筑摩書房)
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル
日経BP社
こっちの方が面白いかも。