【映画】戦争のはらわた

戦争のはらわた戦争のはらわた/Cross Of Iron
監督:サム・ペキンパー Sam Peckinpah
1975年 西ドイツ/イギリス
血みどろの大量殺戮と激烈な戦いのなかに人間の残酷さをえぐったペキンパー・バイオレンス!!

戦争映画でカルト的な人気と評価を得ている作品だが、初見。

>>内容<<
第二次大戦中、ドイツの敗色が見え始めた1943年のロシア戦線が舞台。
ドイツ軍の一中隊を舞台に、人間味ある伍長と冷徹な中隊長との確執、最高の名誉とされた「鉄十字章」をめぐるドロドロの人間模様を、ペキンパーが大迫力で撮り上げた大作。
砲弾の飛び交う中、泥と血にまみれた人間たちが激しく殺し合う様は、歴代の戦争映画の中でも異彩を放っている。ラストの”笑い声”が強烈なインパクトを残す。

戦争映画の傑作と名高いこの映画、初めて観たんだけど傑作の名に相応しい一作だ。

1975年とちょっと古い作品なんで、戦闘シーンなんかは現在の戦争映画のそれと比較するとショボイと云えばショボイんだけど、細かいカット割りで手に汗握る場面を作ることに成功している。

ただこの間断ないカット割りが気に食わない人もいるだろうことも想像に難くないが。

ロシアに攻め込んだドイツ軍が、ロシアの反撃により後退を余儀なくされ、ジワジワと敗色が濃厚になるあたりから映画は始まる。

主人公はドイツ軍のカリスマ的兵士であるスタイナー伍長(ジェームズ・コバーン)。

この叩き上げの兵隊スタイナー伍長と、新任の大隊指揮官でプライドだけやたら高いプロイセンの貴族ストランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)の関係を中心に、「戦争とは何か?」を、結局は「国と国との戦い」以前に「人間の醜悪な部分と美しい部分の相克」として暴力の虚しさを暴きだす。

今となれば少々古臭いメッセージではあるが、時代が変わっても終盤のあまりにも無残な「憎しみの果て」に感じるものがあるのは確かである。

戦争のはらわた戦争のはらわた/Cross Of Iron
監督:サム・ペキンパー Sam Peckinpah
評価:stars
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