【本】切腹-日本人の責任の取り方-/山本博文

切腹 日本人の責任の取り方 山本博文切腹-日本人の責任の取り方-
山本博文
光文社新書

切腹とはなんぞや?
行為としては知ってはいてもその精神のあり方は意外と知られていない切腹について語る。

『会津藩家世実記』『加賀藩史料』などの一級史料に散見される数多の切腹。そこから見えてきたのは、武士社会の特異なあり方と、現在もなお続く、日本人固有の「責任の取り方」であった。本書では、史料に埋もれた多くの”ハラキリ逸話”に光を当て、誇り高く潔い、しかしどこか辛くて切ないサムライの生き様を探索する。

切腹をめぐる観念で重要なことは、家臣の命は主君のものであり、主君から死ねと言われれば死なざるを得ないという武士の認識である。

切腹の事例や由来を鎌倉時代から江戸時代にかけて書いた本であるが、事例紹介(それも特殊な)が大半を占めていて、いささか食い足りない。

切腹という行為は、今はほとんど行われなくても「日本人らしさ」の中に組み入れられていると思うが、武士の時代から現代日本人へと続く切腹という行為への考えのあり方、といったところにまで言及はしていないのは残念。

*参考Link*

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山本博文
評価:stars
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