野見隆明と浅見真一が繰り広げる平静を装うことすらかなわない嫉妬心の嵐(野見さんだけ)が必見の第5巻。
冒頭の「ワンランク上のおっさんは悩めるティーンエイジャーにアメとムチを使い分け今の学校教育に一石を投じる」では、悩めるティーンエイジャー(実際は悩んでないと思われる)への野見さんのものすごく雑な説教も見物であるし、おっさん達の唯一の良心(?)だった吉田秀雄さんが一瞬垣間見せる「不ツー過ぎるオヤジ」っぷりも見逃せないが、野見さんの真骨頂が存分に堪能できる。
>>内容<<
2007年3月21日までフジテレビ系列で放送された深夜の異色バラエティ番組がDVD化!
松本人志が世の中の中年男性に向けて様々なライフスタイルを提案し、ワンランク上の男を目指して教養を深める“おっさん教育テレビ”。
第5巻に収録されているのは、
- ワンランク上のおっさんは悩めるティーンエイジャーにアメとムチを使い分け今の学校教育に一石を投じる
- ワンランク上のおっさんはあらゆる女性をデートに誘い必勝デートプランでサクセスし、スムーズにベッドインする事ができる(1)
- ワンランク上のおっさんはあらゆる女性をデートに誘い必勝デートプランでサクセスし、スムーズにベッドインする事ができる(2)
- ワンランク上のおっさんは宿命のライバル登場に焦りながらも表面上は仲良くできる(1)
- ワンランク上のおっさんは宿命のライバル登場に焦りながらも表面上は仲良くできる(2)
と特典映像や特典音声色々である。
最大の見所はやはり新しい登場人物、浅見真一さんと、野見隆明さんのガチンコバトル。
この2人が心技体すべてでガップリ四つ(全体的に野見さん押され気味)に組むと、真っ黒い火花が飛び散り、福田浩司さん、青柳肇さん、吉田秀雄さんという世界的おっさんスターですら茫然とそのバトルを眺めることしかできない。
まさに「混ぜるな危険」(松本人志談)状態が繰り広げられるのだが、「オレには吉原がある」という自爆テロさながらのコメントが飛びだすなど、一瞬たりとも目が離せない状況は、果たして「おっさん劇場」に皆が求めた展開なのだろうか、との疑念も浮かぶ最終巻にして問題作。