思考のレッスン
丸谷才一
文藝春秋
思考をするためには本を読む必要がある。
何故ならば、思考は必ず文章の形で行われるからだ。
文章力がないと、考え方に精密さを欠くようになる。
思考の達人丸谷才一が「どうすればいい考えが浮かぶか」のテクニックを伝授。
「仮説は大胆不敵に」「ひいきの学者をつくれ」「ホーム・グラウンドを持て」「文章は最後のマルまで考えて書け」…。
究極の読書法、文章を書く極意、アイデアを生むコツが満載。
レポートや論文を書く時に必携の名講義。
丸谷才一曰く、本は忙しいときこそ読まなければならない。
暇な時に読むのはダメなのである。
暇な時は本を読まず思考しよう。
忙しい時に読んだ本を土台に、暇な時にゆっくり考える。
それが大事なのである。
しかしオレは暇な時に本を読むし考える。
丸谷才一的にこれではダメだ。
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