実に懐かしい、とりいかずよしの「トイレット博士」。
オレの中で「トイレット博士」と云えば「ウンコ」(「マタンキー」とか「メタクソ団」とかもありますが)なんだが、これは人によっては「Dr.スランプ」になるのかもしれない。
「ウンコ」へのアプローチは全く違う両漫画だが、現在のウンコ表現に与えた影響は、「8時だョ!全員集合」と並んで絶大なものがある。
ちなみに、各作品を「8時だョ!全員集合」も加えてスタートした年順に並べるとこうなる。
- 「8時だョ!全員集合」1969年10月4日~
- 「トイレット博士」1970年~
- 「Dr.スランプ」1980年~
「Dr.スランプ」は10年遅れなので、「8時だョ!全員集合」と「トイレット博士」が(日本の子供たちに対して)確立した巻き糞(とぐろ)状ウンコの表現を次世代に引き継いだ、というポジションにいるようだ。
しかし「巻き糞」表現の起源は16世紀頃の西洋にまでさかのぼれるようである。
堂々たる「ウンコ」表現で素晴らしいですね。圧倒されます。