2006年に読んだ本の中からベスト10をチョイス。
調べてみると意外と本を読んでない1年だった。
古代文明の謎はどこまで解けたか(1)~(3)
ピーター ジェイムズ/ニック ソープ
太田出版
全3巻と結構読みごたえのある本だが、「謎」と云われてる事象がどこまで科学的に解明されているかがわかりやすく書かれている。
構成は下記の通り。
第1巻「失われた世界と驚異の建築物・篇」
第2巻「地上絵と伝説に隠された歴史・篇」
第3巻「捏造された歴史とオカルト考古学・篇」
テレビ番組等ではやたらと「謎」をクローズアップしたりして、好奇心を激しくあおったりするが、実際の現場では既に「謎」ではなかったりすることも多々。
本書で触れられているような「解明」の部分に焦点を当てたテレビ番組等があっても良いのではと思う。
また、偽科学や偽史に踊らされない考え方を養える力作。
*レビュー*
眼の誕生―カンブリア紀大進化の謎を解く
アンドリュー・パーカー
草思社<
謎につつまれているカンブリア紀の大進化を「眼の誕生」から解明する一冊。説得力抜群である。
*レビュー*
ラスト.ワルツ―Secret story tour
島田虎之介
青林工藝舎
ひとつひとつのエピソードも実に面白いが、終焉に向けて物語が収束していくカタルシスがたまらない名作。
*レビュー*
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
サイモン・シン
新潮社
正直、数学の難しいところは全然わからないが、わからなくても読める手に汗握るドキュメンタリー。
*レビュー*
戦争における「人殺し」の心理学
デーヴ・グロスマン
筑摩書房
実際、戦場では何が起きているのか? 戦争、そして人殺しに対する先入観をぶち壊す力作。
*レビュー*
オシムの言葉-フィールドの向こうに人生が見える
木村元彦
集英社インターナショナル
これだけ話が知的に面白いスポーツチームの監督は日本にはいなかった。
*レビュー*
老ヴォールの惑星
小川一水
早川書房
SF小説を読んだことがないならぜひこれを。傑作SF小説。
*レビュー*
ヤバい経済学-悪ガキ教授が世の裏側を探検する
スティーヴン・レヴィット/スティーヴン・ダブナー
東洋経済新報社
経済学を使って役に立ちそうもないことを調べたら、目からウロコの結果がでた?
*レビュー*
ユダの福音書を追え
ハーバート・クロスニー
日経ナショナル ジオグラフィック社/日経BP出版センター
幻の「ユダの福音書」の発見とその内容に迫る迫真のドキュメンタリー。
*レビュー*
東京R不動産
東京R不動産
アスペクト
普通の部屋には住みたくない。
どこでも同じ物件を紹介している不動産屋に飽き足らない人に大人気な「東京R不動産」が本になった。
*レビュー*